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竹嶋農園の自然農法りんご
真っ赤な色がひときわ美しい自然農法りんご。安心して丸かじりして下さい! 竹嶋有機農園のりんご
リンゴの発祥地、津軽平野の藤崎町にある「竹嶋有機農園」は全品種無袋で化学肥料を使わずに自然農法でりんごを作り続けている。「リンゴは体に良いことはわかっていても、自然農法でなければ、なんにもなりませんよ。」と園主の竹嶋さん。
昭和25年、「マメコバチ」という蜂を使ってリンゴの受粉が出来ることを、日本で初めて発見し、各地に普及したのは有名な話。それまでリンゴの受粉は、人間による手作業でひとつひとつ行われていたというから、農家にとっては大変な労力の軽減になった。昭和35年には、「ミカドドロバチ」を利用した、リンゴ最大の害虫ハマキムシ防除を試み、天敵による害虫防除法を早くから取り入れるなど、複合的体系防除で、生態系を乱さない自然農法でリンゴを作り続けている。

リンゴは、果物の中でも健康に役立つものとしてナンバーワンといってもいいくらい、色々な働きをしてくれる。皮と実の間や、皮にも有効な成分が多く、竹嶋さんのリンゴなら皮ごとカブリと食べることをおすすめしたい。当園では、「つがる」から始まり、紅色の鮮やかな「紅玉」が収穫を迎える。紅玉は、リンゴ好きには絶対に欠かせない品種で、独特の甘酸っぱさが懐かしさを漂わせ、ほっぺたが落ちそうになる。アップルパイや焼きリンゴ、リンゴジャムなど、加工用としても幅広い用途がある紅玉は、竹嶋農園でもこだわりを持って作り続けている品種だ。そして11月になると、「北斗」「ジョナゴールド」、12月には「王林」「ふじ」と続く。

「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われるように、りんごには、動脈硬化、糖尿病、大腸がん、高血圧など生活習慣病の予防に効果がある「食物繊維」や「カリウム」が多く含まれていますので、毎日1〜2個のりんごを食べるようにしましょう。特に、丸かじりすると、りんごの皮に多く含まれている食物繊維をむだなく摂取でき、健康の増進に効果的です。また、料理に利用したり、すりおろしたりしても食物繊維の働きは変わらないので、いろいろ幅広く活用できます。

りんごの栄養分
産地レポート 自然農法リンゴの生産地竹嶋有機農園を訪ねて。竹嶋農園
10月3日日曜日、青森県南津軽郡藤崎町にある竹嶋有機農園を訪ねました。
園主の竹嶋亮さんのお話を聞きながら、りんご狩りをしました。この日は気温6℃で小雨が降り、吐く息も白く、じっとしていると凍えそうな寒さ。そんな中、竹嶋さんは自らの農園の歴史と農法を、熱心に話してきかせてくれました。リンゴ園は、紅玉がちょうど収穫時期を迎えようとしているころ。目が覚めるような真っ赤なリンゴが鈴なりに成って、リンゴのさわやかな香りが園内一杯に漂っています。

竹嶋有機農園を訪ねて

リンゴ狩りというのは、観光客などの素人がやると、リンゴの木を傷め、翌年に実がつかなくなったりと木にダメージを与えるそう。このため、リンゴ狩りを進んでやる農園は青森でも少ないとのこと。消費者とのつながりを大切に思う竹嶋さんのご好意に感激です。丸かじりした紅玉は、みずみずしく歯ごたえ充分で、リンゴの甘さと酸っぱさが凝縮された味でした。ある農園のおじさんは、「リンゴはもぎ取る前に、枝にくっついたまま食べたら、一番美味しいんだよ、リンゴの樹と自分が一体になっている気分なんだ!」と教えてくれました。また、朝はリンゴの皮の表面から、水分が自然に出てくるそうです。まるでリンゴが汗を掻いているような感じです。その水分には、リンゴの樹が吸い込んだ栄養が詰まっています。

ただ、リンゴ園の隅に、台風で落ちてしまったリンゴが山になって積まれていました。一度落ちてしまったリンゴは傷みも早く、ジュースなどの加工にも使うことが出来ません。「自然の災害はどうすることもできないんだ。毎年台風がこないようにと祈るばかりさ。」農園のおじさんの言葉がこころに残りました。
有機栽培農産物

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