新茶摘みツアーに行ってきました! 静岡県金谷町善光園を訪ねて
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増田さんのお茶畑

新横浜から3時間弱、ツアーバスは静岡県金谷町の静かな山あいの集落に到着しました。あたり一面、見渡す限りのお茶畑・・・、山のほうからはウグイスの鳴き声が聞こえ、ツバメが忙しそうに飛び交っているほかは、車もほとんど見かけないのどかなところです。ツアー参加者一同は、増田さんのお茶畑を目指し、ハイキング気分で坂道を登りました。
急峻な段々畑を登って・・・
急峻な段々畑を登って・・・
まずはお茶を1杯。
まずはお茶を1杯。
急峻な段々畑を登って・・・
お茶の葉天ぷら。サクサクで香ばしい。
茶摘みの様子。皆、真剣です。
茶摘みの様子。皆、真剣です。
お茶畑は山の斜面を利用してつくられています。頂上に着くと、増田さんご夫婦と、上は19歳から下は3歳までの5人のお子さん達が笑顔で出迎えてくれました。冷たいお茶をいただいて喉を潤しながら、ふと周囲を見るとゼンマイやフキ、山ウドなどがいたるところに生えていて、まさに宝の山! そして一面に広がるお茶畑を見渡しながらのお弁当タイムには、お茶の葉の天ぷらとタケノコの煮物をいただきました。生まれて初めて食べた新茶の天ぷらは、ほんのりとした渋みがおいしく感じられました。
さて、いよいよお待ちかねの新茶摘み体験。摘み方を教わって、一同神妙な顔付きで摘み始めます。摘んだ葉っぱを食べてみると、ちょっと苦い味がして、次第に口の中にさわやかな渋みが広がりました。
「う〜ん、やっぱりお茶の味だ!」

「自然のわ」と「家族のわ」で
安心のお茶づくり

お茶摘み体験の次は製茶工場の見学です。増田さんは、無農薬のお茶をつくる生産者達と「自然のわ」というグループを結成し、メンバー4人で協力し合い自前のお茶工場を作りました。ここでは無農薬のお茶だけが加工されるため、農薬まみれの一般のお茶が混じる心配はありません。
「自然のわ」グループの製茶工場。無農薬のお茶しか扱いません。
「自然のわ」グループの製茶工場。
無農薬のお茶しか扱いません。
これがお茶刈り機です。
これがお茶刈り機です。
刈り取られた茶葉はここで蒸し、乾燥、揉みなどの工程を行ない、約4時間かけて荒茶に加工されます。摘んだ茶葉は当日または翌日までに加工を済ませなければならないため、刈り入れ時期には寝る間も惜しいほどの忙しさです。「実際の作業は機械がやってくれますが、微妙な調整が必要なので、工場でずっと付きっきりです。やっぱり、自分の育てたお茶は可愛いですからね」と語る増田さんの顔は、まるで大切な我が子を見守る父親そのものでした。
5月の連休の頃は一年で最も忙しい新茶摘みの時期。遊びたい盛りのはずのティーンエイジャーの3人の娘さん達も、連休返上で家業を手伝います。そんなお子さん達の姿を見て、お父さんの信念がしっかり伝わっているように感じました。同居のご両親も含めて9人の大家族の増田さんご一家が、力を合わせ、愛情を込めてお茶を育てている様子をしっかりと心に焼き付けて、ツアー参加者を乗せたバスは帰路に着きました。
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