森を風が吹き抜ける静かな環境にけるぷ農場の鶏舎はあります。 佐藤さんがいつも心がけていることは、
立川さんのこだわりは、なんといってもエサの内容とバランス。コストがかかっても美味しい卵のためには、バランスの良い安全なエサを与えるというのが、立川さんの信念です。 エサの質にこだわる立川さんとは対照的に、一般的な飼育では不自然な人工合成飼料や安価な外国産の飼料を用いています。「コストを削るためにはまずえさ代から」というのが業界の常識。また卵の黄身の色についても、飼料に着色料を添加して黄色い黄身にすることも行われています。 「本来黄身の色は安全性や美味しさには関係のないこと。自然な色で、美味しい卵を作り続けていきたいですね。」という立川さんの思いが、多くの人々に伝わってほしいと願わずにはいられません
夏は猛暑、冬は極寒という福島県は美味しい野菜を生み出す土地です。そんな福島県郡山市の静かな森の中に、ひときわにぎやかな鳴き声が響きわたっているのが、安田大介さんの鶏舎です。 一般の養鶏場では狭いケージに一羽ずつ閉じこめられて、昼夜を問わず卵を産まされますが、ここの鶏は土の上を自由に歩き回り、オスとメスが一緒に生活し、有精卵を産んでいます。「鶏を観察していると、人間社会の縮図を見ているようだね」と安田さん。卵を産むためだけの道具ではなく、生きものとしての生活がここにはあります。 鶏たちを見る安田さんの表情は優しく愛情に満ちていました。